サクラサク

夢はプロダンサー

感謝の気持ち

舞台に立たせてもらえる機会があることは、本当に幸せなことなのに、それを忘れてしまいそうになる時がある。

少なからず立てる舞台があるからこうして毎日何が目標に向かって練習できる。

もちろん2年、5年、10年後の話とかじゃなくて(そんな将来がわかってたら悩みなんて半分減るわ!)今勉強している場所が確保しておいてくれている舞台のこと。学年末の発表会でもいいし、コンクールや試験なんかでも、"本番"というものがある限り、舞台は舞台だと思う。

 

私は一度そんな機会をまさかの手放すいう判断をしてしまいそうになったことがある。

 

長い留学生活で(自分では自覚してなかったが)完璧主義らしい私は、ひとつ物事がうまくいかないとすぐに落ち込んだり、ちょっと痩せると喜んだりと、気持ちが常に不安定だった。(というか今でもそれは治ってないが)

それで鬱気味な上に風邪を引いたりと最悪な状態の時に、脳が"今の状態で踊れるわけない"と命令しやがった。しかも間近に迫っている舞台に。

そこからはもう、はやいはやい。寝込んで自信もなくなるわ、気持ちがどんどん暗くなるわ、人に会いたくなくなるわ、過食が酷くなって常に食べることに対しての不安と罪悪感で、心身はボロボロ。

 

まだ完全に立ち直れたわけではないから、凄い事は書けないけど、やっぱり与えられた機会を自分から手放すのは有り得ない。(当時の自分、バカすぎる!)

やりたいからやってる。それを見守って下さってる先生方が与えて下さった舞台へ上がる機会。それはもう宝物だと思って、本当に大切にしなくてはならないな、と。そして感謝の気持ちが同じくらい大切。どんな舞台でも、"今ここで自分が踊れていることにありがとう"。

環境がどうであれ、周りの人がいるから今の自分がいるということ。

それを忘れずにこれからも生きていきたい。

 

…と、そんな宣言をするブログでした(自己満足)